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[101]
2008/4/11 (Fri.) 05:38:55

 あおいだ
 2008/4/11 (Fri.) 06:03:37
あれは雪の午後

止む気配も見せず落ちてくる雪を

君は火照った唇で遊んでいた


僕は、君が溶けてしまうんじゃないかって

いつの間にか雲に吸い込まれて

雪みたいに降り注いでしまうんじゃないかって

そう思って


そしたら君は笑うから

そうだね、死ぬってそう言うことかもねって

こっち見ないで笑うから


小さかった僕は少し、涙を流した


君はずるい

いつもそうやって綺麗でいて


雪は自分の重みを知らない

知らないでただきらきら光ってて

知らんぷりして消えていく


残された僕が どんなに切なかったか

君は知らないんだ



あれから何回冷たい雲に君を思ったろう

僕にとって死は雪みたいなんかじゃない

未だ、ただの恐怖だ


だけど 雪が退けば芽吹くことを

誰でも知ってる


 あおいだ
 2008/4/11 (Fri.) 06:24:37
お久しぶりです、波郎さん!
あおいだです。

長い間音信不通になっていて大変申し訳ありませんでした。(掲示板放っておきすぎて削除されてしまいました;)
新しいサイトの方に(といってもジャンルは変わっていないのですが)ぜひ波郎さんをご招待したいと思っていたのですが・・・
連絡が遅くなってしまって大変申し訳ございません。

そこで、もしよろしければ私の方へメールを送って頂ければと思うのですが、お願いしてもよろしいでしょうか・・・!


←絵の方は久しぶりすぎてどうだったけな?
っと始終「?」で描いていました・・・;;
もう季節も春と言うことで、あまり重苦しくなく、
爽やかな愛というのを念頭に考えてみました。

一年でもっとも待ち焦がれた冬
そしてもっとも嫌いな冬
その季節が過ぎた春、
主人公はあの雪の切ない気持ちと、
また冬が去って切なさを忘れられるすがすがしい気持ちとに揺れている。

そんなお話です^^

 あおいだ
 2008/4/11 (Fri.) 06:36:12
波郎さん、とてもお忙しそうなので、
あの、ゆっくりで結構です・・・!
あまり無理なさらないで下さいね^^
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[100]
2008/3/7 (Fri.) 01:17:38

 ありさ
 2008/3/7 (Fri.) 01:21:44
かつての 写真と余命あとわずかの少年です・・・

素敵なストーリーを よろしくお願いします。


お題にひかれて初めて参加したありさでした。
 管理人:波郎
 2008/4/1 (Tue.) 17:11:34
御返事が遅くなってしまいまして大変に申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ!
必見!利用者からの悪質情報。出会いサイト最新事情では、貴方に有力な丸秘情報が満載です。

[99]
2008/2/29 (Fri.) 20:27:23

 ちなみ
 2008/2/29 (Fri.) 21:11:18
また 喀血・・・
少年は ひとり宵のなかつぶやいた。
いつだっただろう・・・ 明るい日の下でほほえんでいたのは。
いつだったか 突然、意識を失ったのは・・
そして いつ この命の光は消し去られるのか・・・
もう僕は 永くは生きられはしない。
母は 今日、扉の影で泣いていた。
父は 僕の眼を見られなかった。
僕は 必死で笑顔を浮かべて気づいていないふりをした。
わかっている。もうこの体は生きようとしていないということは・・・

少年は 唇の血をぬぐいとり、窓を開いた。
彼の血は 彼がまだ生きているのにもかかわらず、冷たかった。

明日を きっと僕はむかえられはしない。
たったひとり、この白い病室のなか骸となっていく・・
死は 怖くない。この病の苦しみから僕を解放してくれるたったひとつのもの・・・
ただ・・ひとりが このうえなく怖い・・・・・!
僕が この世を去る前に誰もそばにいないということが このうえなく・・寂しい・・・・
ああ せめて・・・せめて これ以上はなにもいらないから せめて誰か 僕のそばで・・僕とともにいて・・・・・!!!
ゴホッ・・・ゲホゲホゲホ・・・・・・・

少年のたったひとつの最期の祈りを 神がお聞きくださったか 優しい桃色の桜の花びらが 彼のそばへと舞い飛んできた。花びらは やわらかく少年を包み、けっして止まなかった。

少年は 感謝の涙を流した。もう自分の運命を 恐れることはなかった。
・・・・ありがとう・・・
いままで自分の そばにいた父、母、そして すべての人々よ・・・・・・・

少年は 静かに眼を閉じ、二度とその眼をあけなかった。
しかし、永き眠りについたその顔は 誰より幸せそうだった。
舞い散る桜吹雪が少年にいつまでもいつまでもふりそそいでいた・・・・・・・


初めて 参加させていただきました、ちなみです。
こちらのとてもハイレベルな絵と文章に 感激してしまいました・・・っ!!!
まだまだ 他の作品には及びませんが、あたたかい目で見守ってやってください。
ではでは 失礼しました。
 管理人:波郎
 2008/5/11 (Sun.) 07:10:44
咳の震えと共に、あまりにも呆気なく喀き出された鮮血。
これで一体何度目だろう。次第次第にその間隔は狭くなって。
苦しさと疲労に意識を手放せば、夢に現れるのはいつも、遥か遠い幸福な日々。
日の光、笑い声、他愛もない会話…淡く輝く思い出さえも、再び襲う発作に容赦なく打ち砕かれてしまう。
息をするのもつらいと思うことがある。
自分の体がとても冷たいと感じることがある。
こうして僕は、この世界から静かに滑り落ちてゆくのだろう。
咳をするたび、母は優しく背中を摩ってくれた。
呻き声を上げるたび、父は厳しく励ましてくれた。
でももう二人とも、あまり僕の傍へは来てくれない。
何故だかは分かっている。父も母も、僕のことをとても愛してくれているからだ。
どんなに背を摩っても最早咳は止む事はなく、どんなに強く励ましても最早苦痛が去ることはない。
そのことを僕以上につらく感じてくれているからこそ、両親は、僕の顔を見たくないのだ。
僕は幸せ者だ。こんなにも愛されて。よく分かっている。
でも、それでも…。

掌を濡らした鮮血を拭い、枕元へと手を伸ばす。
開いた窓の外は、穏やかな春の宵。

僕は胸に手を当てた。

ああ静かだ。
僕の、最後の夜。
もう苦しまなくて良い。もう悲しまなくて良い。
全てのつらいことから今夜、解放されるんだ。
深い安堵に僕は微笑んだ。微笑んだはずだったのに。

僕の瞳からは大粒の涙が零れ落ちた。

僕は嗚咽していた。
子供のように泣きじゃくっていた。
寂しい。寂しい。寂しい。
お願い誰か傍に居て。
今まで言えなかった事。ずっと我慢をしてきた事。
寂しかった。ずっと寂しかった。誰かお願い手を握っていて。どうか僕を、抱き締めていて…!


嘆きは叫びは声にはならず、血潮となって喉から溢れた。

…寒い…寒い…誰もいない…
……嗚呼僕は、ひとりぼっちだ………

少年の魂が凍えかけたとき、ひとひらの奇跡が舞い降りた。
それは淡い桃色の桜の花びら。
はらはらと、はらはらと、寄り添うように、擁くように、降り頻る花びらは止むことなく、少年の涙に濡れた頬を、紅に濡れた胸を、やわらかにまどかに包み込んでゆく。

…ああ…皆……そこに居てくれたんだ……

凍てつく涙はいつの間にか、あたたかな感謝の涙へと変っていた。

…僕はもう、さびしくなんかない……おとうさん…おかあさん…みんな……いままでほんとうに…ありがとう………

舞い散る花びらのぬくもりに擁かれて、少年の魂は静かに天へと昇っていった。


朝の光の中、少年の寝顔はとても安らかだった。
真っ白な頬に浮かんだ笑みは、まるで幸福な夢でも見ているかのように穏やかだった。
そして一体どこから舞い込んできたのだろう、胸に置かれた掌の中には、
ひとひらの、桃色の、

桜の花びら

 管理人:波郎
 2008/5/11 (Sun.) 07:11:20

ちなみさん、初めまして!
こちらの掲示板にご参加下さいまして誠にありがとうございます。皆様がお寄せ下さった素晴らしい作品の仲間入りをしていただき、とても感謝をいたしております。
この度ご返事が非常に遅くなってしまいまして本当に申し訳ありませんでした。

重い病に、自らの終わりのときを悟った少年。
誰よりもそのつらさを感じ孤独に打ち震えながらも、周囲の人を慮る彼は、自らの思いを決して口にすることはなかったのですね。
でもいよいよ最期という時に、それまで抑え込んでいた寂しさが悲しみが溢れ出し…。
その健気な少年の涙に、神様が最初で最後の奇跡を与えて下さったのでしょう。
少年を抱くように降り頻る桜の花びらは、彼が愛し、彼を愛している全ての人々のぬくもりを伝え、彼の純粋な心根を讃えて、静かに天へと導いていったのでしょう。

私はこの少年の姿に、「花さき山」という童話を思い出しました。


哀しみの中にもひっそりと美しい救いの感じられる作品をどうもありがとうございました。
よろしければまたぜひ、素晴らしいお話をお聞かせくださいませ。
心よりお待ち申し上げております。

 管理人:波郎
 2008/6/8 (Sun.) 12:10:53
保存です
 管理人:波郎
 2008/7/4 (Fri.) 17:07:26
保存いたします
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[98]
2008/1/9 (Wed.) 22:41:10

 
 2008/1/9 (Wed.) 22:50:04
「まだ・・死ねない。俺が死んだら・・・・誰があの泣き虫女を守ってやるんだよ・・・・・・。」
刻一刻と迫る青年の命の最期。
吐血した血をぬぐいながら、少女の元へと自分の足をひきずりながらむかう。

こんばんわ、はじめまして!
病弱!美少年(美青年)!!
私の大好物のお題に思わず興奮しながらPR掲示板よりやって参りました!!
普段強がってるような男の子が弱ってる姿を見ると、なんというか、母性本能大破壊されます(意味不明;
もっと画力をアップさせて、またおじゃましたいと思います!!
でわでわ失礼いたしました☆
 管理人:波郎
 2008/5/7 (Wed.) 16:10:33
あいつのこと、守ってやるって決めたんだ。

ガキの頃からずっと泣き虫だったあいつ。
小鳥が死んでも花が折られても、まるで自分が怪我したみたいにぼろぼろ涙を零してた。
泣いたって何にもなりゃしないのに、いつも誰かの為に泣いていたあいつ。

だから俺が、守ってやるって決めたんだ。
あいつがあいつのまま、笑顔で生きていけるよう…

もうすぐあいつは旅立ってゆく。
ガキの頃からの夢をようやく叶えるために。
だから俺は最後に、笑顔で見送ってやるんだ。


その笑顔と一緒に、俺はお前に強さを残してやる。
お前の心の隣できっと守り続けてやるから、立ち止まったりするなよ。
一人涙を流すことがあっても、絶対に立ち止まるな。
俺の強さはお前のものだ。これからもずっと変わらない。
だからお前は、お前らしさのままに、しっかり前を向いて歩いていけ。

お前のくれた優しさ  抱いて俺もゆくから



杏さん、初めまして!
PR掲示板からお越しくださいまして誠にありがとうございます。お題に共感していただけてとても嬉しいです。
この度ご返事が極端に遅くなってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

杏さんのお気持ち、私もとても良く分かります。もう立っているのもつらいほどの体なのに、それを隠して笑って見せる様など本当に胸にぐっときますね。
今回お描きくださった若者も、吐血するほどの病状でありながらその目の光は決して弱まってはいないというところに、痛々しくも凛々しいものを感じました。

誰よりも大切な”泣き虫女”さんを守る…彼のこの最後の決意を、私は”彼女の笑顔を守る”ということと解釈いたしました。泣き虫な彼女が自分のために泣く事だけは絶対に許されない。それゆえの固い決意であると…。

幼い頃からずっと願い続けていた夢を叶える為に遠い土地へと旅立つ彼女。
本当なら自分もついていってやりたいけれど、最早それは叶わぬこと。
ならば最後に、彼女に笑顔を残そう。
何も心配することはないと。元気で行って来るようにと。きっといつまでも見守っていると…。
彼女を守ってきたこの強さは、純粋な彼女の優しさが与えてくれたもの。
その優しさを胸に抱き、背筋を伸ばして歩んで行く彼女の後姿をその目に焼き付けて、永遠へと続く道を…

大切な人のため命の最後の炎を燃やす若者の真っ直ぐな想いが強い光を放つ作品をどうもありがとうございました。
よろしければまた是非、若者達の素晴らしい物語をお聞かせくださいませ。
心からお待ち申し上げております。
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[96]
2008/1/1 (Tue.) 23:22:08

 雨宮さゆり
 2008/1/1 (Tue.) 23:51:30
心は未来に生きるもの
今はいつも悲しいもの
やがてすべては束の間に過ぎて
過ぎ去ったものは懐かしくなる

* * * * * * * * * * * 

僕の好きな言葉
何度も唱えて未来を想うけれど
「今」を愛しく思う時はいつ訪れるのだろう
「明日」すらかすんで見えて

頬をつたう涙が今この瞬間に生きている証
手をのばしてみる
きしむベッドの上の空は未だ遠く、遠く…


* * * * * * * * * * * * * *

はじめまして!!PR掲示板からお邪魔しました。
管理人様の詩の奥深さに感激して自分も挑戦しましたが…完全に駄作です。。。
あぁ恥ずかしいっっ!!!!投稿されてる皆さんや管理人様の詩は胸にずっしり響くような儚いけれど美しい詩ですね!!!尊敬しますvvv
一応病弱な少年を描いたつもりです。「美」が入っていなくてすみません。。。
はじめの言葉はプーシキンの言葉の一部を引用したものです。
描かせていただいてありがとうございました!!
本当に失礼しました><
 管理人:波郎
 2008/5/7 (Wed.) 04:14:39
人生が君を欺いても
悲しみを、怒りを抱いてはいけない
憂いの日々は耐えて穏やかに過ごせ
喜びの日は必ずや訪れる

* * * * * * * * * * * 

君にこの言葉を贈ろう
輝かしいはずの人生に 何度も欺かれてきた君には残酷すぎるかもしれないけれど
「今」このときを生きることが出来たのは 君も私も同じ
「明日」がかすんで見えぬのも 実は二人とも同じなのだよ

君の頬をつたう涙も 若い今を生きている証
それを美しいといったら 君はおこるだろうか

自由な空に焦がれ 心彷徨わす君よ
もし明日晴れたなら 窓辺へと抱いてゆこう
切り取られた空にも 悲しみだけの「今」にも
過ぎ去れば懐かしい 光は密やかに だが確かに秘められているのだから


* * * * * * * * * * * * * *

雨宮さゆりさん、初めまして!
PR掲示板からお越しくださいまして誠にありがとうございます。
この度ご返事がとても遅くなってしまいまして本当に申し訳ありませんでした。
とても美しい病弱美少年をどうもありがとうございます。

無理に起き上がろうとすれば痛みに震える胸、喘ぎに咽る喉。
ベッドから離れる事すら叶わぬ己が身を嘆き、少年は今日も涙します。
遠い未来を思い心強くあろうと努めても、悲しみに満ちた今日という日の重さに、明日への望みを抱くことすら難しく思えてくるのです。
そして少年の傍らには長いこと彼のことを看ている青年がいます。彼は日々少年を労わり、その苦悩を間近で見つめながら、少年とはほんの少しだけ異なる思いを抱いているのです…。

雨宮さんがご紹介くださったプーシキンの詩を、私は全く存じませんでした。とても深く意味を考えさせられる詩ですね。
最初の二行からいたしましても、”今現在はつらい事ばかりだけれど、きっと幸福が待っているであろう未来への望みを胸に、強く生き抜いてゆこう”という意味にも取れますし、”人はいま目の前にある現実的な幸せには気付かず、つらさばかりを言い募り、薔薇色の未来を夢想してばかりいる”という意味にも取れます。
そして四行目の「過ぎ去ったものは懐かしくなる」と、私が引用いたしました後半の「喜びの日は必ずや訪れる」とは同じ事を指しているのではないか…などと色々考えてしまいました。
そうしたことを踏まえまして、少年の感じ方の向かい側に、彼の看病をする青年の考え方を置いてみました。どちらの思いも相手には伝わらない部分があるでしょうけれども、両方とも確かに真実ではある…という事を目指したのですが、いかがでしたでしょうか…。

少年のひとしずくの涙に、生きるつらさと命ある幸福を感じさせる美しい作品をどうもありがとうございました。
よろしければまた是非とも、雨宮さんの素晴らしい物語をお聞かせくださいませ。
心よりお待ち申し上げております。
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